ユネスコスクールとしての取組

2021年度活動報告
 

活動分野減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, その他の関連分野
 

 今年度より,総合学習にてSDGsについての学習を行った。初年度であるため,各学年SDGsを知る活動から始めた。講師としてSDGs認定ファシリテーター鈴木彬大先生(宮城県本吉響高等学校教諭)にお願いした。1年生「SDGsを知ろう」(2時間)では,講演を聴いて目標達成とした。2年生「SDGsを考えよう」(10時間)では,講演を聴いたのちに,調べ学習を行うことで目標達成とした。(学年担当で検討)3年生「SDGsを行動しよう」(4時間)では,講演を聴いて,地域との防災訓練にてSDGsと絡めて学習,行動することで目標達成とした。各学年SDGsを知る活動を取り入れ,生徒一人一人が学校生活(専門委員会など)や日常生活においてその行動がSDGsのどの考え方に由来しているのかを考える様子が見られた。また,総合学習の一環として,「地域との防災活動」を行った。地域福祉研究所の本間昭雄教授と成田中防災活動ささえ隊コーディネーターの増田恵美子さんを活動アドバイザーとして,市社会福祉協議会の協力を得て,計画作りの段階から学校と代表の間で話し合いを持ち,準備を進めた。また,本間昭雄教授と増田恵美子さんを講師として,事前授業を各学年1時間,準備の時間を各学年1時間とり,活動に備えた。当日は,1・2年生に避難者役となってもらい(避難者としての設定をかなり詳しく決める)3年生は,疑似避難民として集まる1,2年生をトリアージするなどの避難所運営の体験を行った。体験を通して,中学生として災害時に地域の中で果たすべき役割の理解が深まった。その他,台湾の学校とのオンライン研修において生徒会執行部が学校を代表して交流を深め,サイエンスキャッスル2021東北大会では脱炭素社会を目指した水素エネルギーについての研究発表を報道部生徒が行った。

来年度の活動計画
2021(令和3)年度と基本的には同じ方向性で進める予定である。

・SDGsについての学習(全学年)⇒6月実施予定

・地域との防災活動(全学年)⇒ 7月実施予定

・海外もしくは国内の学校との交流(生徒会執行部)⇒ 時期は未定

・サイエンスキャッスル(報道部)⇒ 来年度もあれば実施予定